ドリップ煎茶

お茶の葉たっぷり8g。急須なしでも本格派!お湯を注いだ瞬間、立ちのぼる癒しの香り。フィルターが濁りをシャットアウトする、だからキレのある味わい。秋冬期には、焙じ茶や玄米茶もラインナップに加わり、いろいろな味と香りをお楽しみ頂けます。

 

 ペットボトル茶の品質が向上して、「普段飲むお茶もそれで十分。」と考える人もいます。

確かに、水分や茶の成分の補給はそれで済むかもしれませんが、嗅覚や味覚を通してリフレッシュ、リラックスするには、"茶葉にお湯を注いで、香りや味を感じること"の方が効果的だと思います。

 何かと忙しい現代人にとって、「急須を使わないでお茶を美味しく飲むこと」ができれば、

「もっとお茶を飲もう!」「お茶の良さを知ろう!」と思ってくれるのではないかと、期待もふくらみます。

 今その方法として、「ティーバッグ」と「ドリップ」を選ぶことができます。

 味を優先する「ティーバッグ」派は、旅先で美味しいお茶を飲むために持ち歩くようですが、香りを楽しみたい「ドリップ」派は、仕事場で、自分自身のリラックスタイム用にと、デスクの引き出しに常備している人もいるようです。人それぞれにお茶の楽しみ方は違いますし、一日の時間の中で楽しみ方は変わります。

 ティーバッグとは違う楽しみ方ができる、ドリップタイプの煎茶、焙じ茶、玄米茶を、生活シーンの中でご活用下さい。

 

 

 2010年頃、静岡県茶業研究センターの研究員から、「これからの時代、コーヒーだけでなく緑茶もドリップで飲む人が増えるのではないか。」「深蒸し茶を詰めたドリップパックを、米国に輸出している茶商社がある。」という話を聞きました。それ以来、「緑茶のドリップ」の商品化に興味を持ち始めました。

 それからまもなくのこと、研究員がその会社への訪問する時に同行させて頂く機会を得ました。

 その会社が輸出用に使っているお茶は、「火入れを利かせた深蒸し茶」でした。お湯を注ぐと香ばしい焙煎香が立ちのぼってきましたが、お湯の色は「やや濁った山吹色」でした。

 この商品を開発した同社社長は、「米国人は、青臭さが苦手。コーヒーのように焙煎香をうまく出さないと、飲んでもらえない。」と言っていました。

 

 それから2年後、JR静岡駅北口地下に静岡茶商工業(協)が開設した日本茶カフェ「喫茶一茶」の物販コーナーに、出品募集の話が出た時、迷わずに「当店は『ドリップ煎茶』にしよう」と決めました。

 「観光客や商用で静岡に来た人が買って帰る土産」の需要があるのではないかとの予測を立てました。

さらに、「"少量単位で分けられるもの"との要素も入れたい。」いろいろと考えた末の選択、決定でした。

お茶は、「新鮮さを評価、重要視する日本人向けに、『弱焙煎+濃緑色のお湯の色』」となるようにしました。

 

 現在45社の組合員が出店している中で、ドリップを採用、販売しているのは当店だけです。

購入して下さっているのは、30~40代の方が多いようですし、20代のカップルが来店して「まとめ買い」して下さったこともありました。喫茶一茶の販売スタッフの話では「結婚披露二次会のお土産」にして下さったのではないかと。

 今後は、「いろいろな生活シーンの中でどんなお茶を飲みたいと思うか」を調べて、それに合った「お茶の種類」を選んで、提案していきたいと思います。

 乞うご期待!